ほっぺキングダム 49 〜訪問者。空から。〜
おかたくは、有馬の痛々しい姿に無関心なようで。いや、きっと朝に弱い人だから、まだ眠いんだろ。
「よし!おわった」
「サンキュー!みーく…イテテ?」
「大丈夫?マジで。」
みーくんの肩を借りて、やっと立つことが出来た。
みーくんの心配も、
「全然大丈夫。」
有馬のプライドで跳ね返すだけだった。
すると、有馬の母が、
「朝ご飯出来たよ。高橋くんも、おかたくも、下に降りて食べな。」
「えっ…。」
2人は驚いた。
「いいから。有馬。案内してあげてね。」
「ウィッス。」
母親は出ていった。優しい人だなあと感じられる人だった。
「本当にいいの?ごはんまで。」
「ああ。大丈夫。」
2人は、かたじけないというか、申し訳ないという気持ちで一杯だったが、甘える事にした。
食事はとても会話が弾んで楽しかった。
「さて、今日もトレーニングすっか。」
有馬は食べおわると、すぐさま外へ出た。
「みーくん、おかたく、早く!」
「今いく!」
扉を開け、外に出たら、
「ん?」
有馬は首を傾げた。
「何か…おかしくないか?」
「特に…ないんじゃ…あっ。」
おかたくは分かったようだ。みーくんもすぐに分かった。
時が…止まっている。
「俺…家のなか見てくる。」
有馬は家の中を見たが、すぐに戻ってきた。
「ダメだ…動いてねぇ…」「どういうこと?」
すると、空から何者かが…降ってくる?
「みんな!逃げろ!ここに落ちるぞ!」
有馬たちはとにかく遠くへ逃げた。
地響きがするくらいの落ち方だった。
砂埃の中に、見えてきた人影…。
「誰が来たんだろう…。」おかたくは気になって先に行こうとしたが、有馬に止められた。
「俺が最初に見てくる。もしかしたら敵かも知れねぇ。」
「誰が敵だって?」
聞き覚えのある声…それは…。
「しのたく?」
みーくんが呟く。
「ああ。君たち。よくこの術に巻き込まれなかったね。」
…しのたくだあ!
みんな一斉に抱きついた。「どうして?どうしてお前生き返れたんだよ。」
「あの世で、ずっと生き返る術を研究してた。やっと成功した。」
しのたくは、汗びしょびしょ。相当苦労したようだ。「で、この術は誰が?」
みーくんが聞くと、
「空にぃだ。またあいつらが…動き出す。」
「よし!おわった」
「サンキュー!みーく…イテテ?」
「大丈夫?マジで。」
みーくんの肩を借りて、やっと立つことが出来た。
みーくんの心配も、
「全然大丈夫。」
有馬のプライドで跳ね返すだけだった。
すると、有馬の母が、
「朝ご飯出来たよ。高橋くんも、おかたくも、下に降りて食べな。」
「えっ…。」
2人は驚いた。
「いいから。有馬。案内してあげてね。」
「ウィッス。」
母親は出ていった。優しい人だなあと感じられる人だった。
「本当にいいの?ごはんまで。」
「ああ。大丈夫。」
2人は、かたじけないというか、申し訳ないという気持ちで一杯だったが、甘える事にした。
食事はとても会話が弾んで楽しかった。
「さて、今日もトレーニングすっか。」
有馬は食べおわると、すぐさま外へ出た。
「みーくん、おかたく、早く!」
「今いく!」
扉を開け、外に出たら、
「ん?」
有馬は首を傾げた。
「何か…おかしくないか?」
「特に…ないんじゃ…あっ。」
おかたくは分かったようだ。みーくんもすぐに分かった。
時が…止まっている。
「俺…家のなか見てくる。」
有馬は家の中を見たが、すぐに戻ってきた。
「ダメだ…動いてねぇ…」「どういうこと?」
すると、空から何者かが…降ってくる?
「みんな!逃げろ!ここに落ちるぞ!」
有馬たちはとにかく遠くへ逃げた。
地響きがするくらいの落ち方だった。
砂埃の中に、見えてきた人影…。
「誰が来たんだろう…。」おかたくは気になって先に行こうとしたが、有馬に止められた。
「俺が最初に見てくる。もしかしたら敵かも知れねぇ。」
「誰が敵だって?」
聞き覚えのある声…それは…。
「しのたく?」
みーくんが呟く。
「ああ。君たち。よくこの術に巻き込まれなかったね。」
…しのたくだあ!
みんな一斉に抱きついた。「どうして?どうしてお前生き返れたんだよ。」
「あの世で、ずっと生き返る術を研究してた。やっと成功した。」
しのたくは、汗びしょびしょ。相当苦労したようだ。「で、この術は誰が?」
みーくんが聞くと、
「空にぃだ。またあいつらが…動き出す。」
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