ほっぺキングダム 54 〜ダクトで行けない階で行われている儀式…ワープ?それとも敵に会う可能性大の階段?〜
有馬の質問に、片崎は、
「儀式の会場までの地図だ。悪いが案内するくらいの時間がない。先を急がせてもらう。」
そうして片崎はワープしていった。
有馬はしのたくに駆け寄った。
「なんだよあいつ!俺らに礼も言わねぇ!」
「まあ、落ち着いて。」
「俺らもワープしようぜ?」
「ワープは、1回行った場所じゃないとできない。僕は儀式の会場に行った事がない…。」
「マジかよ…?」
有馬はしのたくの役たたずさに呆れた。
「某冒険ゲームでも同じだ。ワープは一度行った場所でしかワープできない。それと一緒。」
某冒険ゲームとそっくりなワープ術に有馬は腹が立った。
「とりあえず、地図どおり進もうよ。」
みーくんが何とか場を和ませる。
「地図見せて。」
「ウィッス。」
有馬はみーくんに地図を見せた。
「ここは地下3階…儀式の会場は地下10階か…。しかも、地下10階はダクトじゃいけないかなり不便なフロア…。階段で行くしかない。」
一生懸命考えているみーくんを見て、他の3人もやる気が出てきた。
「よし!みーくんが考えた通りにしよう?」
有馬はまた(偉そうな)リーダーシップをとる。
「でも…敵がいたらどうしよう…。」
「大丈夫。そん時は俺が守る?」
みーくんは、
「そう。なら安心かな?」「かな?じゃなくて安心です。」
有馬は胸を張って答えた。某お笑い芸人だ。
おかたくも、それが視界に入ったのか、吹き出して笑っていた。
「じゃ、まず動こう。」
しのたくの先導で、4人は移動を開始した。
「人体洗脳室の先にもまだ部屋があるはず…。」
おかたくは独り言のように呟く。
「ここが突き当たりじゃないんだ…。」
さっきまでマジマジと地図見てたはずなのに…。意外とみーくんは天然だ。
「地図の通りに行くと、ここら辺に隠し扉が…。」
みーくんが指差したのは、人の首吊り像(リアルの)があるあたりだった。
「ちょっと…怖いから…」おかたくは当たり前のリアクションをする。
「…でも、しょーがねぇ。俺に任せろ。」
有馬が前へ出て、その首吊り像を動かし始めた。
「僕も手伝うよ。おかたくとしのたくは、後ろで敵の気配がないかチェックしといて?」
「うん?」
みーくんも、自覚していたのだろう。
僕だけ…敵と戦えない…。だから少しでも、ていうか人1倍協力しないと…。
徐々に、自分自身も、頼もしくなっていった。
「儀式の会場までの地図だ。悪いが案内するくらいの時間がない。先を急がせてもらう。」
そうして片崎はワープしていった。
有馬はしのたくに駆け寄った。
「なんだよあいつ!俺らに礼も言わねぇ!」
「まあ、落ち着いて。」
「俺らもワープしようぜ?」
「ワープは、1回行った場所じゃないとできない。僕は儀式の会場に行った事がない…。」
「マジかよ…?」
有馬はしのたくの役たたずさに呆れた。
「某冒険ゲームでも同じだ。ワープは一度行った場所でしかワープできない。それと一緒。」
某冒険ゲームとそっくりなワープ術に有馬は腹が立った。
「とりあえず、地図どおり進もうよ。」
みーくんが何とか場を和ませる。
「地図見せて。」
「ウィッス。」
有馬はみーくんに地図を見せた。
「ここは地下3階…儀式の会場は地下10階か…。しかも、地下10階はダクトじゃいけないかなり不便なフロア…。階段で行くしかない。」
一生懸命考えているみーくんを見て、他の3人もやる気が出てきた。
「よし!みーくんが考えた通りにしよう?」
有馬はまた(偉そうな)リーダーシップをとる。
「でも…敵がいたらどうしよう…。」
「大丈夫。そん時は俺が守る?」
みーくんは、
「そう。なら安心かな?」「かな?じゃなくて安心です。」
有馬は胸を張って答えた。某お笑い芸人だ。
おかたくも、それが視界に入ったのか、吹き出して笑っていた。
「じゃ、まず動こう。」
しのたくの先導で、4人は移動を開始した。
「人体洗脳室の先にもまだ部屋があるはず…。」
おかたくは独り言のように呟く。
「ここが突き当たりじゃないんだ…。」
さっきまでマジマジと地図見てたはずなのに…。意外とみーくんは天然だ。
「地図の通りに行くと、ここら辺に隠し扉が…。」
みーくんが指差したのは、人の首吊り像(リアルの)があるあたりだった。
「ちょっと…怖いから…」おかたくは当たり前のリアクションをする。
「…でも、しょーがねぇ。俺に任せろ。」
有馬が前へ出て、その首吊り像を動かし始めた。
「僕も手伝うよ。おかたくとしのたくは、後ろで敵の気配がないかチェックしといて?」
「うん?」
みーくんも、自覚していたのだろう。
僕だけ…敵と戦えない…。だから少しでも、ていうか人1倍協力しないと…。
徐々に、自分自身も、頼もしくなっていった。
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