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ほっぺキングダム 55 〜次の部屋は立体迷路?ここからけっこうファンタジーな展開続くよ?〜

[283]  るー6  2010-06-07投稿
「みーくん。じゃ、俺こっち持つから、そっち頼む。」
「わかった。」
後ろで敵の気配をチェックしていたしのたくは、隣にいたおかたくにぼそっと伝えた。
「高橋くんも、笑顔が増えたね。有馬といて。」
おかたくはそれを聞いて、にっこり笑いながら答えた。
「だって…その前に有馬が仲良くなりたいって思ってるんだもん。」
「え…それって?」
「有馬も、みーくんといて笑顔がふえた。もちろん僕も、みーくんといて笑顔が増えた。なんかこうやっていると、みんな自然と笑顔になれるんだよね。」
「僕も、そういう友達を作ろう…?」
しのたくは張り切った。
「ここにいるじゃん。こういう友達が。」
おかたくは笑いながら答えた。
「だったね。」
すると、ようやく隠し扉が現れた。
「疲れた…。」
有馬の腕はパンパンだ。
「鍵かかってる?」
おかたくはみーくんに聞いた。みーくんが頷いたので、
「じゃ…少し待ってて…」おかたくの特殊能力『鍵を開ける』
何とも単純なネーミングセンスだが、この能力凄いと思う。
おかたくがいれば、鍵付き扉なんて楽勝だ。
4人は、扉の先へと進んだ。

その部屋は、迷路だった。「よくあるね。こういう立体迷路。」
しのたくの発言に他の3人はノーリアクション。だった。
「ちょっと待って…。」
みーくんは仲間を静かにさせ、耳を澄ませる。
「何か敵の気配が…。」
「するな。足音聞こえてるし。」
そう!有馬とみーくんの勘どおり、ここはトラップルーム?
所々にいるモンスターを上手くかいくぐりながら、迷路を脱出しないといけない。
もちろん、迷路なので袋小路、つまり行き止まりもある。そこでモンスターに見つかると、逃げ切るのは、容易ではない?逃走中みたい?

「その敵は…どういう敵なんだろ?強いのかな?」
みーくんは有馬に聞く。
「分からねぇ…」
「だよね。あっ!こんな所に鉄パイプが?」
みーくんは鉄パイプを手に入れた。だがすぐに、
「俺に持たせろ。」
有馬に奪われた。
「はい。どうぞ。」
従うしかない。でも…ちょっと、武器装備してる自分をストーリーにしてほしかった…。
まあ、ここは巻きで書かれているのかな?みーくんは1人、ストーリーの構成を考えていた。
「じゃ、スタートするぞ?」
有馬が先頭でスタートした。みーくんが2番目、3、4はおかたく、しのたくの順だ。

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