携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> ブレインハック6

ブレインハック6

[333]  ブレインマン  2010-06-16投稿
後日、訓練の連絡がきた。
俺は警戒しながら、目的の施設に向かった。
今、内心は汗がぐっしょりで、車の運転手が怖くて、怖くてしかたがない。
正直、またこの前のような事があったら、人間不信になるだろう。
俺の緊張感がマックスになりかけた時、車は到着した。

訓練室・・・。
「来たわね、それじゃあ始まるわよ。」
森野がにこやかに笑っている。
訓練の内容は人物の脳の読み取りについてだ。
どうやらこの能力は、人の考えてている事を読み取れるらしい。深島の得意分野だそうだ。
俺は落ち着いて、相手の頭に手を置いた。
・・・・・・10分後。
「レイ君苦手みたいね。他の訓練もあるし、がんばりましょ。」
全然読み取れなかった。かなり悔しかった。
それでも俺は気を取り直し、他の訓練に取り組んだ。
訓練の結果、脳への侵入の早さだけが、深島より優れているらしい。
・・・・・・なんとも言えない気持ちだ。
今のところ、事件解決に役立つ能力は、実戦のみのため、とりあえず心の読み取りの訓練に重心を置くことなった。

感想

感想はありません。

「 ブレインマン 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス