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ほっぺキングダム 65 〜離れ離れ?はぐれちゃった4人!有馬の血液型分かったかな?分かった人はコメントしてね?〜

[318]  るー6  2010-06-21投稿
「とりあえず、エレベーターがないから、階段…。」しのたくが階段を降りようとした時、はっと気付いたように、身をひそめた。
「これは酷い事になった…」
「敵…いるの?」
みーくんは、有馬の後ろに隠れた。
「数千人規模で動いているかも…。」
しのたくの予想は当たっていた。
「とりあえず、ここは危険。だけど、安全という部屋もない。だから離れないでついてきて。」
しのたくのほっぺが光って、戦闘モードに入った。
ほぼ同時に、おかたくのも光った。
「有馬は、エネルギー保存しといてね。」
「ウイッス?」
しのたく、おかたくの2人からそう言われたので、有馬はみーくんのガードマン役となった。
早速、階段で敵と遭遇。
空色に発光した目。
しのたくが光のレーザーで次々と倒していく。
だが、次から次へと出てくるので、しのたくは、
「強行突破する。今から4人に結界を張る。」
「ウイッス!」
しのたく達は、結界を張り終えたら、全速力で階段を駆け降りた。
みーくんも、有馬に引っ張られて、頑張って駆け降りた。
地下8階くらいだろうか。有馬がまた苦しみだした。だが、前の2人は気付かずに、先へ行ってしまった。と言うことは、はぐれたという事だ。
「…有馬?」
「みーくん…先行け。早くしないと敵が…。」
有馬は苦しみながら言っている。
だけどみーくんには、「置き去り」という選択肢はなかった。
「僕の背中に乗って…。」「え?でも…。」
有馬は戸惑う。
「力…あんまり自信ないけど…。」
みーくんは、有馬をおんぶさせようとする。
「だけどさ…。」
「早く?」
有馬は、みーくんに、おんぶしてもらい、近くの部屋に逃げ込んだ。
地下8階。薬剤室。
「鍵かけといてっと…?」みーくんは、鍵をかけて、壁に有馬を寝かして、しばらく考え込んでいた。
最近…有馬が…急に倒れる…。
「疲れてるのかな。」
独り言のように言ったつもりが、
「いや…。」
有馬は返事してくれた。
有馬の胸の痛みも落ち着いてきて、一安心した頃、
みーくんは、直接有馬に聞いてみたい事があった。
しのたく、おかたくが居たら、言えないこと…。
「有馬…。」
「え?」
「僕、少し頼もしくなれたかな。」
「何だ急に?。」
「有馬に…守られてばっかで、僕もできるだけみんなの足を引っ張らないように頑張った。でも…まだまだか。」

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