ほっぺキングダム 66 〜やっと…叶ったよ?みーくんの小さな夢。それは素敵な夢だった〜
有馬はちょっと考えて、
「でも、それがみーくん。」
「えっ?」
「そうやって、頑張り過ぎちゃう人?」
「そうかな…。」
みーくんは、少し照れながら、いや、深く考えなくちゃいけない話なんだけど…。
こう話した。
「僕だけ、ほっぺ戦士じゃないし、敵と戦えない。」「そんなの、みーくんなんだから、大丈夫?」
「……。」
「敵の事は、俺に任しとけ。」
みーくんは、ゆっくりうなずいた。
「僕は、僕のままで、いいんだよね。」
「ああ。無理に頑張るみーくんよりは、そっちの方がいいな?」
…その時、
「鍵あけて〜。」
聞き覚えのある声が…。
「坂入くん?」
「坂入?」
有馬は鍵を開けた。すると坂入くんが、転がり込むように中へ入ってきた。
「坂入…。」
有馬は、ちょっと拳に力が入ってしまうが、みーくんがそれを止めた。
「坂入くんと、トラップルームで会ったんだ。2番の部屋で。そしたら坂入くん、改心するって言ってくれた。」
みーくんの話を聞いて、有馬は安心した。
「よかった。坂入。俺に任せろよ?」
「有馬くんに?任せられるかな〜?」
「なに?全力で守ってやる。それが俺の役目だろ。」有馬は口だけは達者だという視線を、坂入くんから感じた。
「早く…しのたく達に合流しないと…。」
みーくんのその心配は、すぐに消え去った。
しのたく、おかたくもすぐに戻ってきてくれたのだ。「何だ。こんな所にいたのか。」
2人は素早く中に入った。坂入くんのことは、みーくんが詳しく説明して、納得してもらった。
「やっと…戻ったね?」
みーくんの笑顔は、みんなを和ませる。
「これが…僕の夢だった。」
みんなが揃って笑いあえること…。実はそれが、みーくんの小さな夢だった。
「有馬、おかたく。そしてしのたく、坂入くん…。」みーくんはそれ以降、嬉しさの余り言葉にならなかった。
「おいおい泣くんじゃねーだろーな??」
有馬に急かされるみーくんだが、
「泣かないよ!」
ちょっと照れて、そっぽをむいてしまった。
「ハハハ?みーくんらし〜い?」
おかたくはバカにした。
少し、友情が深まった気がした。
「でも、それがみーくん。」
「えっ?」
「そうやって、頑張り過ぎちゃう人?」
「そうかな…。」
みーくんは、少し照れながら、いや、深く考えなくちゃいけない話なんだけど…。
こう話した。
「僕だけ、ほっぺ戦士じゃないし、敵と戦えない。」「そんなの、みーくんなんだから、大丈夫?」
「……。」
「敵の事は、俺に任しとけ。」
みーくんは、ゆっくりうなずいた。
「僕は、僕のままで、いいんだよね。」
「ああ。無理に頑張るみーくんよりは、そっちの方がいいな?」
…その時、
「鍵あけて〜。」
聞き覚えのある声が…。
「坂入くん?」
「坂入?」
有馬は鍵を開けた。すると坂入くんが、転がり込むように中へ入ってきた。
「坂入…。」
有馬は、ちょっと拳に力が入ってしまうが、みーくんがそれを止めた。
「坂入くんと、トラップルームで会ったんだ。2番の部屋で。そしたら坂入くん、改心するって言ってくれた。」
みーくんの話を聞いて、有馬は安心した。
「よかった。坂入。俺に任せろよ?」
「有馬くんに?任せられるかな〜?」
「なに?全力で守ってやる。それが俺の役目だろ。」有馬は口だけは達者だという視線を、坂入くんから感じた。
「早く…しのたく達に合流しないと…。」
みーくんのその心配は、すぐに消え去った。
しのたく、おかたくもすぐに戻ってきてくれたのだ。「何だ。こんな所にいたのか。」
2人は素早く中に入った。坂入くんのことは、みーくんが詳しく説明して、納得してもらった。
「やっと…戻ったね?」
みーくんの笑顔は、みんなを和ませる。
「これが…僕の夢だった。」
みんなが揃って笑いあえること…。実はそれが、みーくんの小さな夢だった。
「有馬、おかたく。そしてしのたく、坂入くん…。」みーくんはそれ以降、嬉しさの余り言葉にならなかった。
「おいおい泣くんじゃねーだろーな??」
有馬に急かされるみーくんだが、
「泣かないよ!」
ちょっと照れて、そっぽをむいてしまった。
「ハハハ?みーくんらし〜い?」
おかたくはバカにした。
少し、友情が深まった気がした。
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