携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> 番外編 スカバンburn!! 俺の好きなこと(6/6)

番外編 スカバンburn!! 俺の好きなこと(6/6)

[331]  きゃしー  2010-07-02投稿

ところで、俺には気になることがあった。あの、翼がやりたがった学級委員長。あんな面倒なもん、すぐ文句言い出すやろと思ってた。

でも結局、あいつは一言も愚痴らずやりきった


「自分でやるって言うてんもん。もし、俺以外にもやりかった奴がおって俺が愚痴ってんの聞いたら、そいつ、どんな気持ちになる?だから俺は投げ出さへん」

やっぱり俺は羨ましかったのかもしれん

いつでも好きなもんは好きって言って、やりたいことは必ずやるあいつらが

「俺は何がしたいんやろ…」


人のこと気にしてばっかや
俺の意思はどこなんや


「聖二の好きなことって、人の役に立つことやろ?いっつも人のために行動しようとしてて…そういう時の聖二はいつも嬉しそうや。誰かのために何かやる、それが聖二の意思やろ?」


俺が何かすると、返ってくる“ありがとう”

言葉がなくても、助けた時にほっとした顔や嬉しそうな顔をされるたび、いつも嬉しかった。

だから俺はいつも誰かのことを考えてる

そうか、それでいいんか。

俺自身が望んでやってることなんや

そんな自分の何が悪いんや


こうして俺は、ある夢を見つけることになる。


でもそれはまだ先の話

感想

感想はありません。

「 きゃしー 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス