危険な薬
博士の外出中、博士の唯一の助手であるその男は、何をするでもなく、研究室で朝からずっと留守番をしていた。
しかし男は、あまりにも退屈なので、博士の発明品を眺めたり少しいじったりして暇をつぶしていた。
助手とは言っても、普段は掃除などの雑用ばかりで、博士の発明にはほとんど携わっていないのだ。
「これは一体何の薬だろうか」
男はそう言って、机の上に置いてある、薬のたくさん入ったビンを持ち上げた。
そしてそのすぐ横に、博士が書いたのであろう走り書きのメモを見つけた。
そのメモにはこう書かれていた。
『記憶を消す薬。これを1錠飲むと、直前の約3分間の記憶がなくなる。ただしまだ不完全なため、一日に2、3錠飲むだけで体に害が及び、場合によっては、死に至る恐れもあり危険。』
それを読んだ男は、ビンから薬を1錠取り出して、
「なんだかおもしろそうだな。一粒くらいなら飲んでも大丈夫だろう。これも助手の特権というものだなあ。はははは」
と嬉しそうに呟いて、飲み込んだ…。
「あれ?俺はなにを……。そうだ。博士の発明品を拝見してたんだったな………ん?」
男は机の上に置かれた薬の入ったビンを見つけた。
「これは一体何の薬だろうか」
そして男は、そばにあったメモ書きを読み、一粒くらいなら、と嬉しそうに呟きながら薬を1錠取り出して、それを飲み込んだ…。
しかし男は、あまりにも退屈なので、博士の発明品を眺めたり少しいじったりして暇をつぶしていた。
助手とは言っても、普段は掃除などの雑用ばかりで、博士の発明にはほとんど携わっていないのだ。
「これは一体何の薬だろうか」
男はそう言って、机の上に置いてある、薬のたくさん入ったビンを持ち上げた。
そしてそのすぐ横に、博士が書いたのであろう走り書きのメモを見つけた。
そのメモにはこう書かれていた。
『記憶を消す薬。これを1錠飲むと、直前の約3分間の記憶がなくなる。ただしまだ不完全なため、一日に2、3錠飲むだけで体に害が及び、場合によっては、死に至る恐れもあり危険。』
それを読んだ男は、ビンから薬を1錠取り出して、
「なんだかおもしろそうだな。一粒くらいなら飲んでも大丈夫だろう。これも助手の特権というものだなあ。はははは」
と嬉しそうに呟いて、飲み込んだ…。
「あれ?俺はなにを……。そうだ。博士の発明品を拝見してたんだったな………ん?」
男は机の上に置かれた薬の入ったビンを見つけた。
「これは一体何の薬だろうか」
そして男は、そばにあったメモ書きを読み、一粒くらいなら、と嬉しそうに呟きながら薬を1錠取り出して、それを飲み込んだ…。
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