携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 囚われ人 連詩

囚われ人 連詩

[508]  となりのトトりん  2010-07-09投稿
貴女のくれた
いつまでも忘れないと言う言葉を
私は信じないようにしています。

いつか必ず
その言葉は反故になるなら
今から心の傷を浅くしないといけないからです

例えその言葉が
いつか消えてしまっても
私は貴女を想い続けていたいから
私は今から
その言葉に疑いを持たなくては
心を守りきれないのです

貴女のその想いを
私は守りきれないのです

いつか
その言葉が消えて亡くなっても
私の中で
今のまま守りきりたいのです

だから
安心して私の傍から
離れて下さい

その言葉を
私は信じていないから
貴女はその約束に
どうか囚われないで

私のことを良く知る貴女だからこそ
その約束に
どうか囚われないで


だから
安心して私の傍から
離れて下さい

その日その時くれた言葉は
私がいつまでも代わりに守るから
私が代わりに信じているから
いつまでも貴女はその約束に
どうか囚われないで

私のことを良く知る貴女だからこそ
その約束に
どうか囚われないで

感想

感想はありません。

「 となりのトトりん 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス