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記憶の中の記憶5

[342]  いおり  2010-07-14投稿
(本文)1日目
その日の夕方
入院した
3階の角の個室だ。満室の時ても、とんな手を使っているのか
いつも、この部屋だ。カメラ
でもあるのか?
西先生と、栗本師長、他のナースの方々がひっしに配慮して下さっているのだろう。ナースの方々も皆にこやかで、おかえり〜今回はしっかり、入院しとくのよ、とか言われ、そのつど、はいはいと返事する。西先生と森永さんとは10年程の付き合いになる。
受け持ちナースも必ず彼女だ。
「また私ですけど約束は守ってね。何が言いたいのか?
あぁー脱走したことね。
あれは私が悪い。前回入院したその日に
iPodの角でリストカットもした。彼女は今にも
殴りそうな
勢いで怒った。
「はい!iPodは没収、もいっかい、荷物の点検!!今度こんなことしたら、ここには置いて置けないから、良く考えなさい」それから子供をあやすように
静かに囁いた。
「もう二度としないって約束してね。」泣きながら首を縦にふった。
瞬間彼女はハグしてくれた。
長い間抱きしめてくれた。
母のように・・

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