優し過ぎる笑顔 1
「話って何?」
彼女は言った 病院の広場。
今日は星が綺麗だ
蛙のこえが遠くの田から聞こえる。
「いや…、あのさ…」
「何?」
「俺…決めたんだ。」
「だから…何?」
「俺、学校辞める。働いて金貯めて、お前のために使いたい。」
彼女はうつむいていた
泣いていた
「……バっかじゃないの!?…グスっ…」
「わるい…俺バカだからこんな事しか思いつかなく…」
唇がふさがった。
しょっぱかった。
ただ、無性に抱き締めたくなった。
離したくなかった。
こうでもしないと離れてしまいそうで怖かった
でも本当に怖いのはお前なんだよな。
「怜那…」
もう夏が終わった、入院2ヶ月目の秋の夜だった。
彼女は言った 病院の広場。
今日は星が綺麗だ
蛙のこえが遠くの田から聞こえる。
「いや…、あのさ…」
「何?」
「俺…決めたんだ。」
「だから…何?」
「俺、学校辞める。働いて金貯めて、お前のために使いたい。」
彼女はうつむいていた
泣いていた
「……バっかじゃないの!?…グスっ…」
「わるい…俺バカだからこんな事しか思いつかなく…」
唇がふさがった。
しょっぱかった。
ただ、無性に抱き締めたくなった。
離したくなかった。
こうでもしないと離れてしまいそうで怖かった
でも本当に怖いのはお前なんだよな。
「怜那…」
もう夏が終わった、入院2ヶ月目の秋の夜だった。
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