がんばったで賞 1 〜私は耳が聞こえません〜
春には、うぐいすの鳴き声。
夏には、蝉の鳴き声。
秋には、スズムシ、コオロギの鳴き声。
冬には、しんしん降り積もる雪の音…。
私は、耳が聞こえない。
生まれてからずっと、音って何なんだろう。って、思い続けて、もう17年…。
これからずっと、音のない、みんなとは違う世界で、生きると思ってた。
でも、あなたに会えて、
私は強くなれた。
私立、白愛高等学校。2年3組。
私は、東条アキ。耳が聞こえない以外、いたって普通の女の子。
ただ、耳が聞こえないせいで、
誰も私に話しかけてくれない…。
毎日つらい日々を過ごしていた。
その頃、同じクラスのカズヒロは、いつものように男子グループの中で、じゃんけんをしていた。
なんでじゃんけんをしているのかは、私には分からないけど。
「うわ〜。負けた〜。」
「はいカズ×ゲーム!あの耳が聞こえないアキのところ行って告白しろ?」
カズヒロの友達ユウタ。お調子者で、髪を金髪にしている。私からすれば近寄りがたい存在だ。
ユウタの隣にいるのは、ヒロ。温厚な人…。
カズヒロくんが、アキに近寄ってきた。
そしてノートを渡した。そこには、
『付き合ってください』
と書いてあった。
夏には、蝉の鳴き声。
秋には、スズムシ、コオロギの鳴き声。
冬には、しんしん降り積もる雪の音…。
私は、耳が聞こえない。
生まれてからずっと、音って何なんだろう。って、思い続けて、もう17年…。
これからずっと、音のない、みんなとは違う世界で、生きると思ってた。
でも、あなたに会えて、
私は強くなれた。
私立、白愛高等学校。2年3組。
私は、東条アキ。耳が聞こえない以外、いたって普通の女の子。
ただ、耳が聞こえないせいで、
誰も私に話しかけてくれない…。
毎日つらい日々を過ごしていた。
その頃、同じクラスのカズヒロは、いつものように男子グループの中で、じゃんけんをしていた。
なんでじゃんけんをしているのかは、私には分からないけど。
「うわ〜。負けた〜。」
「はいカズ×ゲーム!あの耳が聞こえないアキのところ行って告白しろ?」
カズヒロの友達ユウタ。お調子者で、髪を金髪にしている。私からすれば近寄りがたい存在だ。
ユウタの隣にいるのは、ヒロ。温厚な人…。
カズヒロくんが、アキに近寄ってきた。
そしてノートを渡した。そこには、
『付き合ってください』
と書いてあった。
感想
感想はありません。
「 るー6 」の携帯小説
- ROOM 24 〜かかってこい、俺が絶対守る〜
- ROOM 23 〜殺してやろうか〜
- ROOM 22 〜岬の異変〜
- ROOM 21 〜許さない、理性の限界〜
- ROOM 20 〜裏切りなしで過ごしたい〜
- るー6日記 1月30日 〜水戸市とは〜
- ROOM 19 〜絶望〜