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夏笑 ナツエミ 第13話

[454]  焼きそば  2010-08-08投稿

俺はエミをおぶったまま、後ろを向いて、軽くキスをしたのだ。

「これで、俺の彼女になってくれる?」

俺はエミに尋ねた。



「…ユッキーのこと、好きになりかけてると思う。


でも、もう少し考えさせて。」



エミはうつむいて答え、続けた。


「…それから、さっき、変な嫉妬してごめんね。」


俺は言った。

「むしろ嬉しかったけど?


俺はいつまでも返事待ってるからさ。」


エミは答えた。

「ありがと。」


俺はエミを家まで送って、帰宅した。


“好きになりかけてると思う”

エミの気持ちが知れたことが嬉しかった。


もっと、エミのことが知りたくなった。



エミの笑顔の理由になりたいな…なんて考えながら、眠った。


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