がんばったで賞 30 〜サユからメール〜
ヒロとカズヒロ、あわせてヒロヒロは、駅前のラーメン屋で食事をしていた。
「おい、元気出せって。何があったんだよ。」
「俺のしたことは、間違ってるのかな…。」
「…何だよ急に。」
ヒロは心配した。カズヒロが若干震えていたからだ。「アキをろう学校に入学させないためには、ヒロも協力してるだろ?仲間なんだし。」
「…うん。」
「でも、俺はやり過ぎてしまった。」
「何?先生を殴ったとか?」
カズヒロは首を横に振った。
「違うって。」
「じゃお前何したの?…殺しちゃったとか?」
「入学手続きの紙、ビリビリに破いただけ。」
「何だよ〜。良かった。刑務所行きになっちゃうのかと思ったよ。」
すると、カズヒロの携帯にメールが来た。
「あっ、わりぃ。メール来た。」
「誰から?アキちゃんから?」
「違う。サユからだ。」
メールを読むと、
『アキがまたアズサたちにいじめられてる…。どうやら男子グループも合流していじめてるみたい。場所は駅前一丁目公園。助けに来て。』
「…何て?」
カズヒロは、ヒロに携帯をみせた。
「俺、アキを助けに行ってくる。ヒロは体弱いから、警察呼んで。」
「…分かった。」
カズヒロは千円札を置いて、店を出ていった。
ヒロ、実は体が弱いのだ。走ったりすると、すぐ息切れを起こしてしまう。
部活をせず、バイトをしているのもそのせいだ。
「おい、元気出せって。何があったんだよ。」
「俺のしたことは、間違ってるのかな…。」
「…何だよ急に。」
ヒロは心配した。カズヒロが若干震えていたからだ。「アキをろう学校に入学させないためには、ヒロも協力してるだろ?仲間なんだし。」
「…うん。」
「でも、俺はやり過ぎてしまった。」
「何?先生を殴ったとか?」
カズヒロは首を横に振った。
「違うって。」
「じゃお前何したの?…殺しちゃったとか?」
「入学手続きの紙、ビリビリに破いただけ。」
「何だよ〜。良かった。刑務所行きになっちゃうのかと思ったよ。」
すると、カズヒロの携帯にメールが来た。
「あっ、わりぃ。メール来た。」
「誰から?アキちゃんから?」
「違う。サユからだ。」
メールを読むと、
『アキがまたアズサたちにいじめられてる…。どうやら男子グループも合流していじめてるみたい。場所は駅前一丁目公園。助けに来て。』
「…何て?」
カズヒロは、ヒロに携帯をみせた。
「俺、アキを助けに行ってくる。ヒロは体弱いから、警察呼んで。」
「…分かった。」
カズヒロは千円札を置いて、店を出ていった。
ヒロ、実は体が弱いのだ。走ったりすると、すぐ息切れを起こしてしまう。
部活をせず、バイトをしているのもそのせいだ。
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