がんばったで賞 33 〜検査入院するんですか〜
病院の診察室。
「すいません。アキが…。」
カズヒロは、アキをベッドに寝かした。
すると、看護婦から意外な一言を盗み聞きした。
「耳周辺が酷く怪我してる…。」
カズヒロはそれを聞いて、恐る恐るアキの耳を見た。おんぶしていたので気づかなかったが、耳の辺りが痣だらけになっていた。
「アキ…耳が聞こえないんです。だからクラスメイトに…耳中心にいじめられたのだと…。」
「えっ…何でここまで放っておくのよ。すぐ医者に来なさい。」
看護婦の嫌味がカズヒロに突き刺さった。
「…って、あなたも怪我してるし。」
カズヒロは、医者に手当てをしてもらった。
「ちょっとアキさんは、耳の様子を調べるために、検査入院という事でいいかな。大丈夫。アキさんの親への連絡は病院がするから。君は早く帰って寝なさい。」
…検査入院…
「アキの耳、検査するんですか。」
「うん。結果も出ると思う。」
「どのくらい聞こえないとかですか。」
「まあ、大体2、3日位で出ます。」
看護婦とは違い、優しそうなおじちゃん医師が、全て答えてくれた。
「…すいません。」
カズヒロは、病院を後にした。
「すいません。アキが…。」
カズヒロは、アキをベッドに寝かした。
すると、看護婦から意外な一言を盗み聞きした。
「耳周辺が酷く怪我してる…。」
カズヒロはそれを聞いて、恐る恐るアキの耳を見た。おんぶしていたので気づかなかったが、耳の辺りが痣だらけになっていた。
「アキ…耳が聞こえないんです。だからクラスメイトに…耳中心にいじめられたのだと…。」
「えっ…何でここまで放っておくのよ。すぐ医者に来なさい。」
看護婦の嫌味がカズヒロに突き刺さった。
「…って、あなたも怪我してるし。」
カズヒロは、医者に手当てをしてもらった。
「ちょっとアキさんは、耳の様子を調べるために、検査入院という事でいいかな。大丈夫。アキさんの親への連絡は病院がするから。君は早く帰って寝なさい。」
…検査入院…
「アキの耳、検査するんですか。」
「うん。結果も出ると思う。」
「どのくらい聞こえないとかですか。」
「まあ、大体2、3日位で出ます。」
看護婦とは違い、優しそうなおじちゃん医師が、全て答えてくれた。
「…すいません。」
カズヒロは、病院を後にした。
感想
- 40212: ありがとうございます。これからも頑張ります。るーろく [2011-01-16]
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