がんばったで賞 34 〜アキの不安〜
カズヒロが出ていった後、アキが目を覚ました。
『えっ…ここは?』
「あっ、アキさん。目を覚ましましたよ。」
看護婦が医師に言った。
すぐにここは病院だと察知したアキは、カズヒロを探した。
『カズヒロ…どこ行ったの?』
心の中で手話をしたアキ。すると、優しい医師、富田先生がアキに手話で話し掛けてきた。
「僕も、手話できますよ。アキさん。初めまして。私は医者の富田と言います。主に耳の病気について治す事をしています。」
『…あの…カズヒロくん知っていますか?ここに、えーと、男の子来ませんでした?』
「ああー。来ました。私が怪我の処置をして帰しました。」
アキは不安になった。
『私も帰ります。こんな遅くまで病院のベッド借りられない…』
富田先生が止めた。
「アキさん。ちょっと耳のことについて調べるために、入院してもらってもいいですかね?」
『今からですか?』
「うん。入院してもらいたいんだ。2、3日。親に連絡したいから、親の連絡先教えてくれないかな。」
アキはノートに親の連絡先を書いて渡した。
「分かった。」
『富田さん…。』
「ん?」
アキは複雑な顔で言った。『私の耳が悪いことは、誰が言ったんですか?』
「え、何で?」
『えっ…ここは?』
「あっ、アキさん。目を覚ましましたよ。」
看護婦が医師に言った。
すぐにここは病院だと察知したアキは、カズヒロを探した。
『カズヒロ…どこ行ったの?』
心の中で手話をしたアキ。すると、優しい医師、富田先生がアキに手話で話し掛けてきた。
「僕も、手話できますよ。アキさん。初めまして。私は医者の富田と言います。主に耳の病気について治す事をしています。」
『…あの…カズヒロくん知っていますか?ここに、えーと、男の子来ませんでした?』
「ああー。来ました。私が怪我の処置をして帰しました。」
アキは不安になった。
『私も帰ります。こんな遅くまで病院のベッド借りられない…』
富田先生が止めた。
「アキさん。ちょっと耳のことについて調べるために、入院してもらってもいいですかね?」
『今からですか?』
「うん。入院してもらいたいんだ。2、3日。親に連絡したいから、親の連絡先教えてくれないかな。」
アキはノートに親の連絡先を書いて渡した。
「分かった。」
『富田さん…。』
「ん?」
アキは複雑な顔で言った。『私の耳が悪いことは、誰が言ったんですか?』
「え、何で?」
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