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朝を待つ
[397]
東雲
2010-08-23投稿
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夜が明けないのだ
いつまでも暗い 暗い夜の中
月明かりだけが頼り
恐ろしくて死にそうなのだ
私の体が闇に溶けていくようで
私はいつまでも朝を待つ
明るく、私の心を照らす光
嗚呼…貴女を待つのは苦しい
皆はすでに忘れてしまった
あの光を あの暖かさを あの姿を
しかし私だけは忘れはしない
貴女がいた事を忘れはしない
死してなお私は朝を待つのだろう
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