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Y.M 〜突然の出会い〜

[580]  ayaki  2010-08-26投稿
とある学校の階段を
あたしは何も考えずに
上っている時であった

―すると…

《ズルッ!!》

「キャッ―『危ない…!』

《ドサッ!!》

あたしは、足を踏み外して、
階段から落ちたらしい

「―って…大丈夫か」

「―え??助かった…??
あれ??あんたは―」

「助けてやったのに
その…態度はねぇだろ」

(誰!?こいつ…あたしを
助けてくれたけど―)

「おまえ…名前は?」

「へ??名前!!??
なんで名乗らなきゃいけないの!?」

「名乗りたくないなら
いいけどさ…
俺は、真壁憂也。」

「まか…ふぅん。
あたしは、真城ゆい」

「真城…マシュマロか??」

「違う!!!!あ…
さっきは助けてくれて…
ありがと////」

「顔、赤いって(笑)」

「ギャア!!!!黙って////」

「憂くん!!こんなとこにいたのぉ??」

「あ…友莉奈。」

「探したのよぉ。」

「悪かったって(笑)」

「あ…このコ誰…?」

「あー…こいつは
真城ゆい。」

「ゆいちゃんか♪
よろしくね!!
私は、真辺友莉奈☆」

「真辺さん…か。」

「友莉奈でいいよぉ」

「じゃあ…友莉奈。」

「うんうん♪よろしく」

「友莉奈。帰るぞ…」

「え、うん…(汗)」

「なんで帰るの??
まだ3時間目だよ!?」

「ごめんねぇ…私、
用事があるんだぁ…」

「だからって、なんで真壁も―」

「俺も用事。」

「じゃあねぇ…」

「何なの…用事って
この際、追いかけ…!!」

「憂くん…毎日ごめんねぇ…」

「仕方ないだろ。
友莉奈は…病気なんだから…」

「う、ん…ねぇ?憂くん、」

「どうした??」

「私…後、一ヵ月で死ぬんでしょぉ…」

「な!!?バカ言うな!!
おまえは生きるんだ」

「だってさ…私って、
余命一ヵ月なんだよぉ??
お医者さんにも、言われたもんっ!!」

「友莉奈は…死なねぇから―」

「うんっ…生きたいよ…
死にたくないよぉ…」

「友莉奈が…
余命一ヵ月の病気!?
信じられない…
信じたくないよ…(汗)」

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