がんばったで賞 41 〜アキを守ってあげてね〜
「いや、サユ。大丈夫。心配しないで。」
カズヒロは何とか元気を作ろうとした。
「ねぇカズヒロ。今更だけど、何でアキちゃん入院する事に…。」
ユウタはカズヒロに聞いた。
「俺が医者に言っちゃったんだ。アキは耳が聞こえないって。だから検査の為にアキが入院する事に…。」「そう…。」
ヒロは俯いてしまった。
「俺のせいなんだ…。」
「…。」
暗いムードが立ちこめたまま、一日がすぎてしまった。
部活後サユは、カズヒロを誘った。
近くのファミレス。
「どうしたの急に。」
カズヒロはサユと2人で話すのは初めてなので、若干緊張していた。
「今日、アキが学校にいないから、カズヒロずっと気持ちが沈んでいたじゃない?だから私心配で…。」
「なんだ、それでわざわざ?」
サユは頷いた。
「そんなに心配しなくてもいいのに。」
「カズヒロ…アキの友達として…言わせてもらうわ。」
「何?」
「アキをずっと、守ってあげてね。」
カズヒロは笑顔で頷いた。「でも…あなたは、1人でアキのこと守ろうとしてる。」
「…。」
カズヒロは黙り込んでしまった。
カズヒロは何とか元気を作ろうとした。
「ねぇカズヒロ。今更だけど、何でアキちゃん入院する事に…。」
ユウタはカズヒロに聞いた。
「俺が医者に言っちゃったんだ。アキは耳が聞こえないって。だから検査の為にアキが入院する事に…。」「そう…。」
ヒロは俯いてしまった。
「俺のせいなんだ…。」
「…。」
暗いムードが立ちこめたまま、一日がすぎてしまった。
部活後サユは、カズヒロを誘った。
近くのファミレス。
「どうしたの急に。」
カズヒロはサユと2人で話すのは初めてなので、若干緊張していた。
「今日、アキが学校にいないから、カズヒロずっと気持ちが沈んでいたじゃない?だから私心配で…。」
「なんだ、それでわざわざ?」
サユは頷いた。
「そんなに心配しなくてもいいのに。」
「カズヒロ…アキの友達として…言わせてもらうわ。」
「何?」
「アキをずっと、守ってあげてね。」
カズヒロは笑顔で頷いた。「でも…あなたは、1人でアキのこと守ろうとしてる。」
「…。」
カズヒロは黙り込んでしまった。
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