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あなたの選択

[329]  ゆうひ  2010-08-27投稿
ふと、ある日から夢を見るようになった彼は、ごく普通の人間だった。そう、あの日までは…。

日常生活には、たいしてトラブルもなく、至って普通と呼ばれる彼だった。

突然、眠りについた途端に、ふと見回すと自分の部屋ではないか。あぁ眼が覚めたのだと思い、寝ようとした。
が、おかしいな?何故か明るい。あれ?夜に寝たのに??
あぁ、あっという間に朝になったのかと、とりあえず食卓へ向かった。
代わり映えのしない風景。

しかし、ここから少しづつ、おかしいな?と思う事が起きる。

出かけようと、玄関を開けると、まるで知らない世界になっていた。
??おかしい。
玄関を閉める。
普通の風景。
思い切って玄関を開ける。そこにはやはり知らない世界が広がっている。
仕方ない、出かけるか。

彼は、街を歩いた。
知り合いは何人かいる。

どんどんおかしい感じになっていく。
ここは何処だ?

ふと気づくと、駅のホーム。見たことのない電車だが、皆が乗り降りしているので、とりあえず乗り込む。しかし、知らない駅名ばかり。
ヤバイ。この電車に乗っていたらもっとおかしな世界にいく!咄嗟に降りる。
あまりの、様子のおかしさに、これは夢だと思うようになった。

おい、これは夢だろ?だったらさっさと覚めてくれ!!
願った。


しかし、一向に変わる気配がない。


これが現実か?
いや違う。絶対夢だ。
その狭間でもがいた。
しかし、それは虚しいくらいだった。

どうすればいい!!!

叫んだ。

すると、近くの人に何があったんだ?そんなに叫んで??

素っ頓狂な顔をしながら聞いてきた。

いや、だから…
説明したが、何を言ってるんだ?といわんばかりの顔で見ている。

彼が今いる世界は、現実なのか?夢なのか?

そして、彼は目覚めるのか?

彼の時計の針は確実に動いている。
夢にしろ現実にしろ。




こんな、日々がもしあなたに突然やってきたら、あなたはどうしますか?
何を信じますか?

今までの普通がおかしくなったら、すぐに対応できますか?

この続きは、あなた方が体験した時に分かるでしょう。

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