携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> エッセイ >> ライターの幸せ

ライターの幸せ

[739]  茶々猫  2010-09-01投稿



道端に使い捨てライターが落ちていた。

見るとまだガスがたっぷり残っているようなので、拾ってつけてみた。

しっかり火がつくので、ポケットに入れて持ち帰った。

それからしばらく、そのライターを使っていた。

ある日、ライターがつかなくなっている事に気が付いた。

補充式ではないので、このライターはここで寿命が尽きた事になる。

その時、ふと思った。

このライターは私に拾われて幸せだったのだろうか?

幸せな一生を送れたのだろうか?

もちろんライターは物だから、何も思う事はないだろう。


思うのは、私だけ…

感想

感想はありません。

「 茶々猫 」の携帯小説

エッセイの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス