がんばったで賞 52 〜協力しようぜ〜
放課後、部活帰りに、カズヒロ達4人は、ヒロが働いている喫茶店に集まることになった。
「どうしたの?何か話でも?」
ヒロは、カズヒロに聞いてみた。
「もしかして、アキのことかな?」
サユの勘が当たった。
「そうだよ。アキのことで、話があるんだ。」
「じゃ、俺は後で聞かせて。店忙しくなってきたから。」
ヒロは店の仕事に戻った。「アキの耳は、形が複雑で手術が出来ないって言われていたんだけど、アメリカの病院で手術が出来るらしいんだ。でも、費用はたくさんかかるし、海外でやるの怖いだろうし。」
サユは俯いてしまった。
「でももし、アキが耳の手術受けたいって言うなら、俺達協力してあげよう。例えば費用を手助けしたり…。」
「そんなの当たり前じゃない。」
サユは特徴のポニーテールを揺らしながら熱弁した。「俺も協力する。」
ユウタも分かってくれた。「…サンキュー。」
…しばらくの沈黙が続いた。
「あ、あのさあ、アキの耳は、どれくらい聞こえてないの?」
サユはカズヒロに尋ねた。それにカズヒロは低い声で答えた。
「まったく聞こえていない。」
「そう…。」
サユは、聞かないほうが良かったと後悔した。
「どうしたの?何か話でも?」
ヒロは、カズヒロに聞いてみた。
「もしかして、アキのことかな?」
サユの勘が当たった。
「そうだよ。アキのことで、話があるんだ。」
「じゃ、俺は後で聞かせて。店忙しくなってきたから。」
ヒロは店の仕事に戻った。「アキの耳は、形が複雑で手術が出来ないって言われていたんだけど、アメリカの病院で手術が出来るらしいんだ。でも、費用はたくさんかかるし、海外でやるの怖いだろうし。」
サユは俯いてしまった。
「でももし、アキが耳の手術受けたいって言うなら、俺達協力してあげよう。例えば費用を手助けしたり…。」
「そんなの当たり前じゃない。」
サユは特徴のポニーテールを揺らしながら熱弁した。「俺も協力する。」
ユウタも分かってくれた。「…サンキュー。」
…しばらくの沈黙が続いた。
「あ、あのさあ、アキの耳は、どれくらい聞こえてないの?」
サユはカズヒロに尋ねた。それにカズヒロは低い声で答えた。
「まったく聞こえていない。」
「そう…。」
サユは、聞かないほうが良かったと後悔した。
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