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僕らがいる日常。その2

[722]  AIPER  2010-09-12投稿
崇が着いた時には、もうみんな来ていた。
「…遅い。俺より遅いとは、人間の境地を越えてるよ。」
「それは自分が、人間以下だと認めてる様なもんだぞ。高城秋彦君?」
「俺までが人間だから。」
「まあまあ、行きましょう。二人共。」
「仕方ないよ、俊介。二人はおしどり夫婦何だから。じゃれ合うの位許してあげよう。」
「何で俺がこいつとおしどり夫婦しなきゃならん啓太!しかも、俺もこいつも男だ!」
「分かってますから、行きましょう。」
やって来た図書館は、あまりに小さいもんで、俺たち以外殆ど客は来ていない。
「じゃあ宿題とっとと終わらせるぞ。」
「はい。」
あれ?高城(秋彦・啓太)がいない。全くあの双子は…」
「秋彦探してくる。」
「はは…頑張ってくださいね。」
何しに図書館に来たのか忘れそうになる。
「あ!啓太、秋彦。勝手に消えるなよ(怒)」
「見てよ崇。この本面白そう。」
「はあ?」
「さあ、俊介のとこに戻ろう」
結局その本を机まで持って行った。題名は『僕たちの日常』
「見てみよう。」

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