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僕らがいる日常。 その3

[556]  AIPER  2010-09-12投稿
「おい、宿題は?」
「あとあと。」
内容は、平和な生活が宇宙人によって壊される話。
「…なあ。この宇宙人がやって来る日の話、今の俺らとそっくり。」
確かに本では、図書館に来た帰り道の主人公の前に宇宙人がいきなり襲ってくる所がある。
「今日で俺らも終わりか。今まで有難う俊介。」
「ええ!?僕等死ぬんですか?」
「帰って見ればわかる。」
「宇宙人なんて来る訳ない。」
「じゃあ試そうか?」
「上等だごらぁ!」
外に飛び出た僕等はそのまま帰る道をたどる。
……………………………………何も起こらない。起こる気配すら無い。
「出ねえじゃねぇか。」
「出ないねー。」
「まあ仕方ない。」
「そうですね。…帰りましょうか。」

…結局の所僕等にそんな非日常は、やってくる訳が無く、僕等は日常をそれとなく過ごして1日を終える…
「ああ!お前ら宿題!」
「大丈夫。俊介の見るから。」
「俺は終わってる。」
「見せてあげますよ。」
「はあ、全く。」
まあ、それはそれで良いのかも知れない……

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