がんばったで賞 63 〜サユの葛藤、限界〜
どれだけ経っただろう。
白愛高校も、夏休み目前で、生徒のテンションは上がりまくっていた。
カズヒロ達も、夏休みにとある計画を立てていた。
「なぁ、俺たちキャンプ行かない?ほら3年になると、大学受験や就職活動で忙しくなるし、この5人の思い出にもなるし。」
カズヒロが提案した。
サユが、アキに手話で伝えている。
「いいと思うよ。なぁヒロ。」
ユウタは賛成した。ヒロも大きく頷いた。
「ヒロくんも、空気がおいしい所に行けば、体も良くなるかも。」
サユの答えに、みんな頷いた。
『私も賛成!』
アキも身を乗り出した。
「よし!じゃあ行きましょうか!」
カズヒロは、場所と日時を皆に知らせ、解散した。
しかし、このキャンプが、悲しい思い出になるとは、夢にも思っていなかった。
その日の放課後、駅前のファミレスには、サユとアキがいた。
『話って何?』
どうやら、サユは悩んでいるらしい。
「あのね、私好きな人がいるの。」
もうこの時、サユは我慢の限界にきていた。
ずっとカズヒロが好きなことを隠す日々。サユはもう耐えきれなくなっていたのだ。
『誰?』
…誰…って、聞かれたサユは、
「そ…それは置いといて、実はねその人にはもう彼女がいるのよ。」
…アキ。あなたが。
サユは心の中で葛藤していた。
『そうなんだ…。』
「でも、諦めきれない。私必死で自分の気持ちにブレーキかけてたの。素直に言ったほうがいいのかな?」
白愛高校も、夏休み目前で、生徒のテンションは上がりまくっていた。
カズヒロ達も、夏休みにとある計画を立てていた。
「なぁ、俺たちキャンプ行かない?ほら3年になると、大学受験や就職活動で忙しくなるし、この5人の思い出にもなるし。」
カズヒロが提案した。
サユが、アキに手話で伝えている。
「いいと思うよ。なぁヒロ。」
ユウタは賛成した。ヒロも大きく頷いた。
「ヒロくんも、空気がおいしい所に行けば、体も良くなるかも。」
サユの答えに、みんな頷いた。
『私も賛成!』
アキも身を乗り出した。
「よし!じゃあ行きましょうか!」
カズヒロは、場所と日時を皆に知らせ、解散した。
しかし、このキャンプが、悲しい思い出になるとは、夢にも思っていなかった。
その日の放課後、駅前のファミレスには、サユとアキがいた。
『話って何?』
どうやら、サユは悩んでいるらしい。
「あのね、私好きな人がいるの。」
もうこの時、サユは我慢の限界にきていた。
ずっとカズヒロが好きなことを隠す日々。サユはもう耐えきれなくなっていたのだ。
『誰?』
…誰…って、聞かれたサユは、
「そ…それは置いといて、実はねその人にはもう彼女がいるのよ。」
…アキ。あなたが。
サユは心の中で葛藤していた。
『そうなんだ…。』
「でも、諦めきれない。私必死で自分の気持ちにブレーキかけてたの。素直に言ったほうがいいのかな?」
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