がんばったで賞 68 〜サユの暴走〜
「あぁ、やっぱり夜は怖いかもな。」
鬱蒼と生い茂る森。昼とは違い、異常な程怖い。
「トイレ、ここだ。」
「ごめん、ありがとう。」
サユがトイレから戻ってきても、未だカズヒロがトイレの前で待っていた。
「1人で帰るのも怖いだろうなと思って。」
「…あの…。」
サユの暴走が始まった。
「何?」
「ちょっと話があるんだ。」
「え?俺に?」
サユは頷いて、カズヒロを近くのベンチに座らせた。
「…何?話って。」
「私、ずっとブレーキをかけてた…。」
「…はぁ?」
カズヒロは意味が分からなくなった。
「私カズヒロが好き。」
空気が色んな意味で一気に張り詰めた。
「…私ずっとブレーキかけてたよ心に。だってカズヒロにはアキがいること分かってるから。でも抑えきれなかった…。」
「えっ…。」
カズヒロは驚きを隠せなかった。
「でも、アキがいるもんね。聞き流してくれるだけでいいよ。」
「…。」
「ねぇカズヒロ…。」
サユはそっと、カズヒロの体に寄り掛かった。
「お…おい…。」
カズヒロは戸惑っていた。「少しくらい、いいでしょ。誰にも見られてないんだもん。」
カズヒロは困り果てていた。
止めるべきなのか。
サユの我慢していた気持ちを受けとめるべきなのか。
鬱蒼と生い茂る森。昼とは違い、異常な程怖い。
「トイレ、ここだ。」
「ごめん、ありがとう。」
サユがトイレから戻ってきても、未だカズヒロがトイレの前で待っていた。
「1人で帰るのも怖いだろうなと思って。」
「…あの…。」
サユの暴走が始まった。
「何?」
「ちょっと話があるんだ。」
「え?俺に?」
サユは頷いて、カズヒロを近くのベンチに座らせた。
「…何?話って。」
「私、ずっとブレーキをかけてた…。」
「…はぁ?」
カズヒロは意味が分からなくなった。
「私カズヒロが好き。」
空気が色んな意味で一気に張り詰めた。
「…私ずっとブレーキかけてたよ心に。だってカズヒロにはアキがいること分かってるから。でも抑えきれなかった…。」
「えっ…。」
カズヒロは驚きを隠せなかった。
「でも、アキがいるもんね。聞き流してくれるだけでいいよ。」
「…。」
「ねぇカズヒロ…。」
サユはそっと、カズヒロの体に寄り掛かった。
「お…おい…。」
カズヒロは戸惑っていた。「少しくらい、いいでしょ。誰にも見られてないんだもん。」
カズヒロは困り果てていた。
止めるべきなのか。
サユの我慢していた気持ちを受けとめるべきなのか。
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