がんばったで賞 69 〜サユを探してくる〜
「あのさ…サユ…。」
「何?」
「いつから、俺の事好きだったの?」
サユは、笑って答えた。
「高1からずっと。一目惚れだった。」
アキのことを好きになる前…。から、サユは俺のことを…。
「そうだったんだ…。」
カズヒロは、複雑な表情を浮かべていた。
その頃アキは、サユの帰りが遅いと思い、男子グループの2人に相談していた。「どうした?」
とユウタ。
『あの…サユがトイレから帰ってこないから、心配で…。』
「ん…。」
ユウタの表情が曇った。
あ、そうだ。ユウタとヒロは、手話が分からないんだ。
ノートを持ってこようとすると、
「あ、大丈夫。サユちゃんが帰ってこないから心配してるんでしょ?何となく分かる。」
ユウタはフォローしてくれた。
『ごめん…私ちょっと、探してこようと思って。』
アキはノートに書いてみせた。
「うん。アキちゃん1人じゃ怖いから、俺たちも行く。」
ユウタとヒロも、付いてきてくれた。
一方2人は、
「サユ…。そろそろ帰ろう。」
カズヒロの提案に首を横に振るサユ。
「何で?」
「もっと一緒にいたいもん。」
カズヒロは深いため息をついて、
「…俺のこと好きなのは良く分かったけどさ…俺には。」
「アキでしょ?分かってるよそんな事…。」
サユはもっと深くカズヒロに寄り掛かった。
「何?」
「いつから、俺の事好きだったの?」
サユは、笑って答えた。
「高1からずっと。一目惚れだった。」
アキのことを好きになる前…。から、サユは俺のことを…。
「そうだったんだ…。」
カズヒロは、複雑な表情を浮かべていた。
その頃アキは、サユの帰りが遅いと思い、男子グループの2人に相談していた。「どうした?」
とユウタ。
『あの…サユがトイレから帰ってこないから、心配で…。』
「ん…。」
ユウタの表情が曇った。
あ、そうだ。ユウタとヒロは、手話が分からないんだ。
ノートを持ってこようとすると、
「あ、大丈夫。サユちゃんが帰ってこないから心配してるんでしょ?何となく分かる。」
ユウタはフォローしてくれた。
『ごめん…私ちょっと、探してこようと思って。』
アキはノートに書いてみせた。
「うん。アキちゃん1人じゃ怖いから、俺たちも行く。」
ユウタとヒロも、付いてきてくれた。
一方2人は、
「サユ…。そろそろ帰ろう。」
カズヒロの提案に首を横に振るサユ。
「何で?」
「もっと一緒にいたいもん。」
カズヒロは深いため息をついて、
「…俺のこと好きなのは良く分かったけどさ…俺には。」
「アキでしょ?分かってるよそんな事…。」
サユはもっと深くカズヒロに寄り掛かった。
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