がんばったで賞 85 〜カズヒロが激怒〜
教室に入ると、アキの机はベランダにあった。
黒板には『死ね!東条アキ!』と書かれてある。
さらにアキの教科書、ノートの1ページ1ページにマジックペンで『バカ』と書かれる始末。
「何なんだよコレ…。」
カズヒロは急いで、まず黒板の文字を消しはじめた。ある程度消すと、教卓を蹴り飛ばして、
「誰がやったんだよ!」
アキはカズヒロの行動をただ見つめていた。
「誰がやったんだよ!名乗れよ!なぁ!誰がアキをいじめてんだよ!」
すると、アズサではないクラスメイトの1人が、
「…そんなに問い詰めても名乗り出るわけないだろ。そんな抜けぬけと…。」
眼鏡をかけた、ずる賢い男子だった。
カズヒロはそいつの胸ぐらをつかんだ。
「出なくても、俺は突き止め続ける。」
そいつを突き飛ばす。ともに廊下に野次馬がたかってくる。
そこにヒロ、ユウタ、サユが来た。
「カズヒロ、おまえ…。」ユウタが話し掛けると、
「お前らも今の状況分かってるんなら協力しろ。」
「あ…あぁ。」
3人は、アキの机を戻したり、教科書を整理したりした。
カズヒロはいったん自分を落ち着かせて、アズサへ歩み寄った。
「お前だろ?やったの。」「大正解。よく分かったね…。」
アズサはガムを噛みながら答えた。
黒板には『死ね!東条アキ!』と書かれてある。
さらにアキの教科書、ノートの1ページ1ページにマジックペンで『バカ』と書かれる始末。
「何なんだよコレ…。」
カズヒロは急いで、まず黒板の文字を消しはじめた。ある程度消すと、教卓を蹴り飛ばして、
「誰がやったんだよ!」
アキはカズヒロの行動をただ見つめていた。
「誰がやったんだよ!名乗れよ!なぁ!誰がアキをいじめてんだよ!」
すると、アズサではないクラスメイトの1人が、
「…そんなに問い詰めても名乗り出るわけないだろ。そんな抜けぬけと…。」
眼鏡をかけた、ずる賢い男子だった。
カズヒロはそいつの胸ぐらをつかんだ。
「出なくても、俺は突き止め続ける。」
そいつを突き飛ばす。ともに廊下に野次馬がたかってくる。
そこにヒロ、ユウタ、サユが来た。
「カズヒロ、おまえ…。」ユウタが話し掛けると、
「お前らも今の状況分かってるんなら協力しろ。」
「あ…あぁ。」
3人は、アキの机を戻したり、教科書を整理したりした。
カズヒロはいったん自分を落ち着かせて、アズサへ歩み寄った。
「お前だろ?やったの。」「大正解。よく分かったね…。」
アズサはガムを噛みながら答えた。
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