携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> ノンジャンル >> スカバンburn!!〜夢〜 -106-

スカバンburn!!〜夢〜 -106-

[358]  きゃしー  2010-12-18投稿

猛「翼が…翼がそんなことするわけないやろーが!こんな時にふざけたこと言うなや!」

猛の声は震えていた

ち「だって!そーゆう“するわけない奴”に限ってするんだよ!!翼、ずっと落ち込んでたし…」

猛「翼はそんなアホなことせん!!!なあせえちゃん!?」

聖「…」

ち「…」

拓「…」

聖「…確かに…な…。自殺する人ってさ、選択肢がないんだよ。」

猛「…どういうこと…?」

聖「つまり、あまりに気持ちが強すぎるもんがあって、それが上手くいかないなら死ぬしかない…って…」

猛「な…それが…翼に当てはまんの…?」

聖「だから、あいつは音楽に対する気持ちが強すぎんねん。でも、今、その夢の先が見えへんくなって…」

猛「せぇちゃんまで変なこと言うなや!!!翼がそんな簡単に命を捨てるような人間なわけないやんか!!!」

拓「…」

ち「でも、僕…ひどいこと言っちゃったし…だから…」

猛「うっさい!!翼は…」

秋「もうやめようや!!!!」

うつ向いたまま秋奈が叫んだ声に全員が黙った

秋「助かってんから、それだけで良かったやんか!そんなこと今はええやん…」

拓「…秋」

拓朗がそばに来てそっと抱き寄せた。聖二が小さく、ごめんと言った

感想

感想はありません。

「 きゃしー 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス