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変態とナルシストと私と…10

[380]  柴田葵  2010-12-18投稿
今回は、男子だけの会話☆


黒沢『お前、どう思う?』

菊池『何が?』

黒沢と菊池は、谷田川と同じクラス。ちなみに、まだ谷田川は学校に来てません。


黒沢『るなの事。』

谷田川るなって名前です。

菊池『るなちゃん?普通に幼馴染み。』

黒沢『だよなー。鈴木と森山に告られるとはなぁ。』

三人は幼稚園からの幼馴染み。

菊池『モテるな。』

黒沢『だな。』

菊池『どっち選ぶんだろ?』

黒沢『知らねぇよ。』

菊池『まさか…大悟がるなちゃん好きとか?』

黒沢『ばーか。あり得ねぇよ!』

そこに、森山登場。

森山『オス。』

菊池『おはよー。』

黒沢『よー。お前さぁ、るなの何処がいいの?』

森山『全部。』

菊池『簡単な答えだね。』

森山『俺の事を分かってくれる女はアイツくらいだ。』

菊池『そうなんだ。』

黒沢『そういう奴だからな。』

森山『俺、諦めねぇから!席、隣だし!』

菊池『有利ですね。』

黒沢『るながそれで折れるか…。光太、どう思う?』

菊池『難しいな…。るなちゃん、我が道を行くだからね。』

森山『え?そうなの?』

黒沢『うん。』

菊池『とにかく、人の話は聞かないよ。』

森山『ふ〜ん。でも、俺は谷田川るながいい!アイツだけだ!』

黒沢『お前さぁ、よくそんな事言えるな。』

菊池『確かに凄い。』

ガラッ。ドアが開いた。谷田川だ。

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