クリスタルクラッシュ11―?
｢奴らはどうだった？｣
ダリルは席に座ったエナンに砦にいる騎士団の様子を尋ねた。
｢隙がなかった。恐らくザックさんの力をもってしても上手くはいかないだろう｣
エナンは無念そうな表情で首を横に振った。
｢手詰まりね…｣
リリアは一つ大きく息を吐いて、頭を掻いた。
｢なら強行するしかないわね｣
メディナは目を鋭く光らせると、
｢ザック、大きなエネルギー波は出せるようになった？｣
と、尋ねた。
｢はい｣
｢なら、それを奴らにぶつける事は？｣
｢！？｣
ザックはそれを聞いて、目を大きく見開いた。
｢ちょっと待って下さい、メディナさん。大量殺人には私たちは協力できませんよ｣
リリアは鋭く言い放った。
｢そうです！クリスタルの力で大量殺人を行うなんて、絶対に駄目ですよ！｣
ミーナは怒りの表情で、メディナを睨んだ。
｢大量殺人を行えと言っている訳では無いわ｣
メディナは首を横に振った。
｢なら、どうしろと？｣
｢奴らの近くに大きなエネルギー波をぶつけるのよ。もちろん、安全な場所からね｣
｢…あ、なるほど！｣
エナンは何かに気付いたかのように、大きく頷いた。
｢は？何だ？どういう事だ？｣
ダリルは眉間にしわを寄せて、首を傾げた。
｢つまり、奴らを国内に留まらせる為にクリスタルの力を使うのです｣
ダリルは席に座ったエナンに砦にいる騎士団の様子を尋ねた。
｢隙がなかった。恐らくザックさんの力をもってしても上手くはいかないだろう｣
エナンは無念そうな表情で首を横に振った。
｢手詰まりね…｣
リリアは一つ大きく息を吐いて、頭を掻いた。
｢なら強行するしかないわね｣
メディナは目を鋭く光らせると、
｢ザック、大きなエネルギー波は出せるようになった？｣
と、尋ねた。
｢はい｣
｢なら、それを奴らにぶつける事は？｣
｢！？｣
ザックはそれを聞いて、目を大きく見開いた。
｢ちょっと待って下さい、メディナさん。大量殺人には私たちは協力できませんよ｣
リリアは鋭く言い放った。
｢そうです！クリスタルの力で大量殺人を行うなんて、絶対に駄目ですよ！｣
ミーナは怒りの表情で、メディナを睨んだ。
｢大量殺人を行えと言っている訳では無いわ｣
メディナは首を横に振った。
｢なら、どうしろと？｣
｢奴らの近くに大きなエネルギー波をぶつけるのよ。もちろん、安全な場所からね｣
｢…あ、なるほど！｣
エナンは何かに気付いたかのように、大きく頷いた。
｢は？何だ？どういう事だ？｣
ダリルは眉間にしわを寄せて、首を傾げた。
｢つまり、奴らを国内に留まらせる為にクリスタルの力を使うのです｣
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