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武装戦闘記バトルアーマー5

[385] 猫空 2011-01-20投稿
第五話 壊ダムその壹

猫空豊郡、司原(しはら)ダム。
ダム建設の為、司(つかさ)と原(はら)という村が二つが沈み、住民は雀の涙程の補償金を渡されただけで追い出された。
その曰く付きのダムが今、崩壊した。
崩壊の原因は欠陥や老朽化でもない、神為的に破壊されたのだ。
大量の水が流れ出すが、流れは弛く、下流に被害は出ない。
その光景を上空から白い光が見ていた。
「司原ダム破壊完了」
バトルアーマーの最強形態、神位戦神力解放形態の明がいた。
纏うバトルアーマーの色は白になり、背中に白い光の翼があった。
「さて、村を蘇らせるか」
水のなくなったダムに戦乃神がおり、その力で一晩で村を蘇らせた。

「ええい!一晩で十ものダムが破壊されただと!」
ダムが破壊された事に怒り狂う中年の男がいた。
亀甲(きこう)府に本社を置く建設会社『錬覧(れんらん)』の社長室。
「警備は何をしていたのだ!」
ここの社長、錬覧富男が部下の佐目沢(さめさわ)に聞いた。
「け、警備の者は全滅、我々の装備では神族には太刀打ち出来ないかと・・・・」
「な、何と、全員神族に殺されたのか!」
確かにダムに警備員はいたが、神族の敵ではなかった。
これが、猫空の神族と建設会社、錬覧の戦いの始まりだった。
「神に勝てるのか?」
「佐目沢!ここは勝つんだ!」
第六話に続く。

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