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武装戦闘記バトルアーマー7

[430] 猫空 2011-02-01投稿
第七話 討ち入り前夜

衣崎での惨劇は知加江の対応が早かった為、死者は出なかったが負傷者は百人にのぼった。
この件は当然刑事事件となり、猫空警察特別攻撃隊が担当となり、錬覧建設本社への強制捜査が早々と決定した。
「亀甲府警に錬覧の社長が殺人の件で圧力をかけたみたいだけど、あれからどうなったの?」
智香が久理主に尋ねた。

「圧力に屈した火波署の署長と副署長はクビにしました。因みに、亀甲で殺人の担当をしていた捜査員をこちらに動員しました」
と、あそこの捜査員だと久理主が指差した。
「あらま、クビにしたの!対応が早いわ、うちの警察長は」
智香は久理主の対応の早さに驚くと同時に肝心した。
「そう言えば、もう一人の警察長、一神警察長は?」
志乃が辺りを見回す。
猫空の神はそれぞれの位置に男女の神がいる。
その為、警察の神も二柱いる。(だから警察長も二名となる)
女神側が青神こと、松田久理主、男神側がポリス神こと一神武(いちがみたける)である。
「文字数の関係で一神の出番は無し」
明が嫌な一言を言った。

「ぬあんですとをー!?」
一神が悲鳴をあげた。
たったこの一言だけである。

錬覧社長の錬覧富男は焦っていた。
衣崎ダムの警備員があろうことか反対住民に発砲し百人もの負傷者を出したのだ。
しかも怒り狂った神勝神にダム諸とも警備員が消された。
刑事事件になり、殺人の件で圧力をかけ捜査を妨害したが、圧力に屈した火波署の署署長と副署長が本部の警察長にクビにされた。
殺人の捜査まで再開してしまったのだ。
「何でこうなる!」
錬覧富男逮捕迄残り、二十四時間。

第八話に続く。

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