がんばったで賞 101 〜彼女を守れ〜
2人の表情が一瞬曇った。しかし、
「何?それで私たちが反対すると思ったの?」
ノリコは笑って返した。
カズヒロの表情が変わったのが、アキも雰囲気で分かった。
カズヒロのお父さん、お母さんに認めてもらえた…。心から嬉しかった。
「カズヒロは、アキちゃんのこと好きなんでしょ?耳が聞こえないことも全て受けとめているんでしょ?」
ノリコの返事にカズヒロは深く頷くと、今度は尊敬している父、アキラが口を開いた。
「おまえがしっかりして、愛してあげるんだ。あと、耳が聞こえないからって、差別したり偏見の目で見る人もいるだろう。そういう人から彼女を守ってあげるんだぞ。」
「うん…。絶対に…。」
カズヒロの誓いが、口の動きを通じてアキに伝わった。
アキは嬉しくて、カズヒロの親に向けて手話で、
『私を受け入れて、ありがとうございます。』
と伝えた。カズヒロは2人の為に訳した。
「私を受け入れてくれて、ありがとうって言ってる。」
「そう…。それが普通の感情だと思っていたけどね。」
ノリコの返答を、カズヒロが手話で伝えてあげた。
『じゃ…私帰る。もう夜も遅いし…。』
アキはカズヒロに帰ると伝えた。
「アキが帰るって。」
「何?それで私たちが反対すると思ったの?」
ノリコは笑って返した。
カズヒロの表情が変わったのが、アキも雰囲気で分かった。
カズヒロのお父さん、お母さんに認めてもらえた…。心から嬉しかった。
「カズヒロは、アキちゃんのこと好きなんでしょ?耳が聞こえないことも全て受けとめているんでしょ?」
ノリコの返事にカズヒロは深く頷くと、今度は尊敬している父、アキラが口を開いた。
「おまえがしっかりして、愛してあげるんだ。あと、耳が聞こえないからって、差別したり偏見の目で見る人もいるだろう。そういう人から彼女を守ってあげるんだぞ。」
「うん…。絶対に…。」
カズヒロの誓いが、口の動きを通じてアキに伝わった。
アキは嬉しくて、カズヒロの親に向けて手話で、
『私を受け入れて、ありがとうございます。』
と伝えた。カズヒロは2人の為に訳した。
「私を受け入れてくれて、ありがとうって言ってる。」
「そう…。それが普通の感情だと思っていたけどね。」
ノリコの返答を、カズヒロが手話で伝えてあげた。
『じゃ…私帰る。もう夜も遅いし…。』
アキはカズヒロに帰ると伝えた。
「アキが帰るって。」
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