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夢跡†(15)
[488]
つる
2011-03-05投稿
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「そうか…」
かける言葉も見つからない。それだけ立木も必死に自殺志願者を止めたいのに。
雰囲気が暗くなったのを察して、旭は慌てて言った。
「でもねっ、まだそんなに声かけてないし、手掛かりが無いとも限らないからっ」
「そうだな」
旭を見て、安心した。
正直自殺志願者も心配だが、旭の事も心配していたのだ。
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