忘れてしまう悲しみよりも想い続ける悲しみを
言葉では比喩できぬほどに愛されて
命溢れる泉のように
永久に途切れぬ
錯覚をしてしまっていたのです
失くならぬ愛などないと思っていた氷は
感ずることのないほどに
貴女の愛に融かされたのです
気付かぬうちに失うことへの恐れが
さらさらと融き解かれ
指の隙間から零れる一握の砂に
私は愚かにも気づけなかったのです
これからの時の重ねに
何を求めるのでしょう
見えぬものへの想像を
幾ら重ねれば
透明に色をのせることができるのでしょう
貴女への愛をどうすれば
消し去ることができるのでしょう
安息の心は針筵を歩くように
痛み続け
籠の中で怯えながらも
飛べない姿に苛立ち
剥がれた爪に巻いた包帯も
白を失なってしまったのです
私は
それでも私は
忘れてしまえる一年よりも
想い続ける千年を思うのです
例え貴女が他の誰かを愛したように
私が誰かを愛せても
貴女への愛は
決して消えぬケロイドのように
私の心に残るのです
だから
だから私は
貴女を忘れてしまう一年よりも
想い続ける千年を思うのです
例え
それがどれだけ辛く哀しい千年でも
例え
独りになってしまっても
貴女に教えられた
永久に続く愛を
貫き信じたいのです
そして
貴女の過去の言葉と
今の心を守りたいのです
だから私は
貴女の言葉が嘘にならないように
貴女を忘れてしまえる一年よりも
貴女を想い続ける千年を思うのです
命溢れる泉のように
永久に途切れぬ
錯覚をしてしまっていたのです
失くならぬ愛などないと思っていた氷は
感ずることのないほどに
貴女の愛に融かされたのです
気付かぬうちに失うことへの恐れが
さらさらと融き解かれ
指の隙間から零れる一握の砂に
私は愚かにも気づけなかったのです
これからの時の重ねに
何を求めるのでしょう
見えぬものへの想像を
幾ら重ねれば
透明に色をのせることができるのでしょう
貴女への愛をどうすれば
消し去ることができるのでしょう
安息の心は針筵を歩くように
痛み続け
籠の中で怯えながらも
飛べない姿に苛立ち
剥がれた爪に巻いた包帯も
白を失なってしまったのです
私は
それでも私は
忘れてしまえる一年よりも
想い続ける千年を思うのです
例え貴女が他の誰かを愛したように
私が誰かを愛せても
貴女への愛は
決して消えぬケロイドのように
私の心に残るのです
だから
だから私は
貴女を忘れてしまう一年よりも
想い続ける千年を思うのです
例え
それがどれだけ辛く哀しい千年でも
例え
独りになってしまっても
貴女に教えられた
永久に続く愛を
貫き信じたいのです
そして
貴女の過去の言葉と
今の心を守りたいのです
だから私は
貴女の言葉が嘘にならないように
貴女を忘れてしまえる一年よりも
貴女を想い続ける千年を思うのです
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