携帯小説!(スマートフォン版)

特等席

[667] オレンジ 2011-03-27投稿


いつだって
自信過剰で強引な君に

逆らう事も出来なくて
振り回されては
自己嫌悪に陥って

だけど

どうしても
嫌いになれなくて


やってる事は無茶苦茶

なのに

人を惹き付けずには
いられない君の存在は

悔しいくらいに眩しくて

腹立だしく思う事も
度々あるんだけれど

共に居る事が
たまらなく誇らしい

とか感じたりもして

なんて
訳のわからない感情

君に対するこの想いが
憧れなのか嫉妬なのか


もしかするとその答えは
永遠に出せずじまい
なのかも知れない

けれど

それでも
このままずっと
君の側に居られたら…

僕は

僕の居場所はきっと

君の自信過剰で強引な
その不均衡な場所

それは

最高の特等席

感想

感想はありません。

「オレンジ」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス