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スカバンburn!!〜夢〜 -190- 愛の歌

[385] きゃしー 2011-04-08投稿
――美「ごめん、慶た…」

しばらくして慌てて病室に姿を現した美弥。しかし、慶太郎は居らず翼がこちらを向いていた

翼「あいつならもう帰ったで」

美「あ…起きてたんや(ごめん、慶太郎汗)」

翼「うん。…なぁー美弥?」

美「ん?」

翼「俺な、夢があってん」

美「…夢?」

翼「1つはもちろん音楽で生きていくこと。で、もう1つはお前に…」

美「うち?」

翼「…母さんが昔、父さんのギターに惚れたって言ってた。あんな人でもギター弾くとかっこ良かったって。それで、俺もずっとお前にそういうギターを聴かせてやるんやって思ってた」

美「…そう」

翼「でも、もう無理やな。ギター弾けんくなっちゃった」

美「…うん」

翼「でも、俺かわりに歌うわ。そのうちお前だけのための歌をお前だけに歌うって決めた」

美「ふっ…何、愛の歌でも歌ってくれんのー?翼がー?」

翼「いや…鬼ババアの歌。」

バコーン

翼「いってぇな!」

美「あんたがそんなこと言うからやろ!」

翼「冗談やって。お前もわかってるやろ?」

美「はいはい。それじゃあはっきりしょーじきにどんな歌か言ってみなよ」

翼「…僕は…君のために愛の歌をうたいたいでーす。」

美「何その顔」

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