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変態とナルシストと私と…40

[464] 柴田葵 2011-04-11投稿
鷹弥『1年の時…』

俺は前期学級委員長だった。
学級委員の集まりの時。
「学年のリーダーは鈴木に決定ー!!」
俺『おいおい、勝手に決めんなよ。』
「いーじゃん鈴木で!!」
皆、俺におしつけてるよな!「じゃあ、鈴木君ですね。」ちっ、先生まで…。
俺『はいはい、やりますよー!!』
「じゃあ、鈴木君。残って作文書いてって。学年便りに載せるやつ。他は部活ー。」

最悪だ…。
作文用紙二枚!?
部活、楽しみにしてたのに…。
『あの…。』
俺『ん?誰だお前?』
『えっと、女子が副リーダーでしょ。』
俺『あーお前が副リーダー?』
『はい。』
俺『立候補か?』
『ジャンケンに負けたの。』
俺『あ、そう。とりあえず、教室入ったら?』
『あ、失礼します。』
俺『ここに座れ。』
『はい。』
俺はそいつを隣に座らせた。
俺『お前、俺と違う小学校だよな。』
『はい。』
俺『俺は鈴木鷹弥。』
『谷田川るなです。』
俺『よろしく。』
『よろしくお願いします。』
なんか、喋りずらいやつ。
俺『何部?』
『吹奏楽です。』
俺『へ〜。音楽好きなの?』『ピアノが弾けるってだけだけど。他の楽器もやりたいから。』
俺『ほ〜。』
『鈴木君は何部なの?』
俺『俺〜?ベイスボール♪』
『野球かぁ〜。野球やってる人ってカッコイイよね。』
なにっ!!
カッコイイだと!!

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