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メイクマイライフ9

[483]  2011-04-18投稿
「由利亜…。」
ヒロから由利亜は離れない。
「俺、汗だくだから背中の方とかヤバイから!!そんなにくっつかない方がいいよ!」
由利亜がヒロから離れた。「由利亜、どうしたの。」
由利亜はヒロをじっと見た。
「なんとなく。」
「え?」
「なんとなく、ヒロ君にくっつきたかっただけ。」
「え、あ、そう。」
「戻ろう。体育館。」
「うん。」

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--次の授業--
二年生は宿泊学習があるためそれについてだ。
クラス皆のイタズラで由利亜とヒロは同じ班だ。
「え…同じ班!?」
由利亜は呟いた。
「よかったじゃん!」
由利亜の親友の千夏が言った。
「いっいいけど、よくない!」
「由利亜、言ってることが意味不明だよ。」
一方、ヒロは…。
「は!?同じ班!?」
ヒロも思わず呟いた。
「やったねぇ。」
学級委員長の白石がヒロに言った。
「いいけど、よくない!」
白石はヒロの言葉に困った。


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由利亜達の班のメンバー。由利亜、ヒロ、蛍甫、千夏、白石の五人。

「どうして!?どうして、ヒロ君が同じ班なの!?」
由利亜は自分の部屋で騒いでいた。
「いーやーあー!」
ベッドの上を転げ回った。今日も蛍甫が部屋に居る。「彼氏でしょ。よかったね。お嬢様。」
「やーあー!」
蛍甫は何が嫌なのか分からない。
「何が嫌なの?」
「だってさ、だってさ!」
由利亜はパニックだ。
「3日間、ヒロ君がずっと側に居るんだよ!?ヒロ君が!ヒロ君が!?」
「よかったね。」
「よかったけど、よくない!」
蛍甫は由利亜の言っている意味を本当は分かっていた。

-----ズキッ......

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