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ラブほっぺ 40 〜エピソード4、開け!みーくんの恋心!第9話〜

[333] るー6 2011-04-30投稿
「高橋くん…。」
「あぁ…。」
みーくんはゆっくりと葵の方を見た。
「まだ無理しないで寝てていいから。」
「ありがとう…。」
みーくんの声も、弱々しかった。
もしかしたら、死んでしまうのではないか。
「ねぇ…。」
葵は、真っすぐにみーくんを見つめ、
「好きだよ、高橋くんのこと。」
と言うと、みーくんは「ハハハハ」と笑い始めた。
「初めてだよ。好きな人から、本当に『好き』って言われたこと。」
「…私もその逆で、初めて好きな人に『好き』って言えた。」
2人の時間、ようやく実った恋。
みーくんも、完全に心を開くことが出来た。
桜の季節も…近い。

2年1組。終業式の日。
「私、谷本葵と、高橋くんは、付き合うことになりました。」
葵は有馬に報告した。
すると有馬は、
「良かった…。みーくん、泣かすような事すんじゃねーぞ。」
「しないよ。」
みーくんも、奇跡的に回復し、父親とも離れ、普通の毎日が送れるようになった。
「じゃあ、桜の木の下で写真撮ろうぜ!3人で。」
「いいね〜。」

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