2番目-6
バレンタインデー。
私は女子への友チョコを作った。
+カズ君へのチョコ。
クラスの女子と交換しあい、
野球部に関わらないように帰った。
早く買えると、
バスは途中までしかなかった。
途中から歩いた。
坂を登り始めた。
この坂は長いから嫌だ。
「ユズ?」
後ろから声がした。
「あ!やっぱりユズだ!」
「カズ君!?」
え!?
こんなところで会うなんて!?
「ユズ、これやるよ。」
彼は自転車の籠から、
かわいい袋を出して
私に渡した。
「何これ?」
「チョコ。」
「もらったの?」
「うん。」
相変わらず、モテるな。
「いらないからあげる。」
「いらないって…。甘いの好きでしょ?」
「嫌いな人がくれたからいらない。」
「何か、悪いよ。」
「いーの。いーの。」
そんなに言うのでもらうことにした。
高校生になっても変わらない。
スラッと高い身長。
子供っぽい横顔。
野球バカ。
私は女子への友チョコを作った。
+カズ君へのチョコ。
クラスの女子と交換しあい、
野球部に関わらないように帰った。
早く買えると、
バスは途中までしかなかった。
途中から歩いた。
坂を登り始めた。
この坂は長いから嫌だ。
「ユズ?」
後ろから声がした。
「あ!やっぱりユズだ!」
「カズ君!?」
え!?
こんなところで会うなんて!?
「ユズ、これやるよ。」
彼は自転車の籠から、
かわいい袋を出して
私に渡した。
「何これ?」
「チョコ。」
「もらったの?」
「うん。」
相変わらず、モテるな。
「いらないからあげる。」
「いらないって…。甘いの好きでしょ?」
「嫌いな人がくれたからいらない。」
「何か、悪いよ。」
「いーの。いーの。」
そんなに言うのでもらうことにした。
高校生になっても変わらない。
スラッと高い身長。
子供っぽい横顔。
野球バカ。
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