携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 2番目-24

2番目-24

[689]  2011-06-04投稿
「ユズ、立てる?」


カジが手を伸ばす。


私はうなずいてカジの手を握った。


「良く見えないからあっちに行こう。」


カジに手を引かれ、街頭の下まで行った。


「うわー、派手に転んだな!」


カジが私の怪我を見て言った。


「座って。絆創膏貼るから。」


私はしゃがんだ。


怪我を見ると、自分でも派手に転んだって分かる。


「はい、貼ったぞー。てか、何で転んだの?」


「だってー」


カジにふられたの思い出したら、また泣いてしまった。


「ユズさー。どんだけ泣くの?」


「分かんないよー。カジのバカーー!!」


「え!?俺のせい!?」


「だってーカジが私の話を聞かないで行っちゃうんだもん…。」


「分かったよ。ユズの話、聞くから。」



そう言って、カジは私の頭をなでた。



感想

感想はありません。

「柚」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス