がんばったで賞 131 〜好きなら好きって言おうよ!〜
「…。」
『私…カズヒロが好きなの。』
その手話を聞き、アツコも少し言い過ぎたと思ったようだ。
「まあ、無事ならそれで良かった。」
アツコはそう言って、
「でも、ろう学校行くんでしょ?」
『アツコ叔母さん…。』
アキは、いつもの叔母さんに戻って心からうれしかった。
「その間、どうするつもりなの?」
『その間って?』
「好きなら好きって…言ったり、たくさん遊んだり…。ろう学校に行ったら、出来なくなるのよ。」
『そうだね…。』
アキは、ドレスを脱ぎ、私服に着替えて、家を飛び出した。
「まったく…。」
アツコはアキの姿を、笑いながら見守っていた。
カズヒロはその頃、部屋で寝ていた。
アキラもノリコも、何も言わず、ただ「おかえり」と言ったのみ。
「これが…カズヒロの強さだ。」
大切な人を守る…。こんな子に育って良かった。
ノリコの目には涙。
「俺たちも…カズヒロに教えてもらうところがあるよな。」
「そうね…。」
すると、インターホンが鳴った。
「誰かしら…。」
そこには、アキが立っていた。
「あら、アキちゃん。」
アキは、お辞儀をしたが、話せずしどろもどろしていると、
「あ、カズヒロ?」
アキは頷いた。
『私…カズヒロが好きなの。』
その手話を聞き、アツコも少し言い過ぎたと思ったようだ。
「まあ、無事ならそれで良かった。」
アツコはそう言って、
「でも、ろう学校行くんでしょ?」
『アツコ叔母さん…。』
アキは、いつもの叔母さんに戻って心からうれしかった。
「その間、どうするつもりなの?」
『その間って?』
「好きなら好きって…言ったり、たくさん遊んだり…。ろう学校に行ったら、出来なくなるのよ。」
『そうだね…。』
アキは、ドレスを脱ぎ、私服に着替えて、家を飛び出した。
「まったく…。」
アツコはアキの姿を、笑いながら見守っていた。
カズヒロはその頃、部屋で寝ていた。
アキラもノリコも、何も言わず、ただ「おかえり」と言ったのみ。
「これが…カズヒロの強さだ。」
大切な人を守る…。こんな子に育って良かった。
ノリコの目には涙。
「俺たちも…カズヒロに教えてもらうところがあるよな。」
「そうね…。」
すると、インターホンが鳴った。
「誰かしら…。」
そこには、アキが立っていた。
「あら、アキちゃん。」
アキは、お辞儀をしたが、話せずしどろもどろしていると、
「あ、カズヒロ?」
アキは頷いた。
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