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RIO-5

[323] メシア 2011-08-01投稿
「ただいまー!」

家の玄関を開ける。

「ただいまー!」

将悟君も言う。

「お帰り。あら、将悟大きくなったわね〜」

お母さんだ。

「お母さん!将悟君が兄妹てどういう事!?」

お母さんはまーまーとか言って、居間でお菓子とかを出す。

「さて、説明しますか!」

「イエーイ!」

お母さんね声に将悟君が合わせる。

「将悟のお父さんが海外に出張です。というわけで、将悟をしばらく預かります。」

「はぁ。」

「やったな李将、朝から晩まで一緒だぜ!!」

ノリノリの将悟君。
私のテンションは変わらない。

「あ!李将。」

「何?」

お母さんに呼ばれる。お母さんは紙を1枚出した。

「明日、県立高校受験ね。はい、願書。」

「はぁー!?」

意味わからない。明日!?

「李将、俺と同じ東一高だぜ。」

しかも勝手に高校決まってるし。

東ー高はこの辺じゃ一番偏差値が高い。
私は余裕だけど。

「んな、勝手すぎる!私の許可なしに。」

「あれ、転校したいんじゃないの?」

はい?
確かにそうだけど、
何でお母さんが知ってるの?

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