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RIO-43

[365] メシア 2011-08-12投稿
「李将ー。」

「何?」

俺は李将の部屋に入る。李将はドライヤーで髪を乾かしている。李将はドライヤーのスイッチを切った。

「直紀に会いたい?」

「直紀って誰?」

ギャハハハ!!存在もないじゃん、ザマーミロ!!直紀の乙!!!

「直紀?直紀?」

李将は直紀を考える。

「ん〜直紀…?フルネームは?」

「水城直紀。」

李将の表情が一気に変わった。

「水城君!?」

あれ、知ってた?てか、何でそんなに表情が明るくなるの?

「将悟君、水城君を知ってるの!?」

「うん。」

「会う、会う、会いたいっ!!」

え…会いたいなの?

「そんなに会いたい?」

「うん!!」

李将のテンションが上がる。

「李将にとって、直紀ってどんなやつなの?」

「かっこよくて、優しいひと!!」

「俺と直紀、どっちがカッコいい?」

「水城君!!」

ガーン!!!
俺、負けた。

「李将さ、直紀が好きなの?」

「ん〜分かんない!!でも、会いたい!」

絶対好きだろ。直紀が!!

「明日、会えるけど大丈夫?部活とか?」

「サボる!!」

明日は日曜日。
俺と瑠架先輩と李将と直紀で出掛けることに…。

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