がんばったで賞 139 〜俺だってアキが好きだ…三角関係の始まり〜
それは、クラスマッチ6日前の出来事…。春の足音が聞こえてこない、凍てつく寒い日。
波乱は始まった。
「おい…どういうことだよ…。」
するとアキは、ユウタを離した。ユウタもアキに任せるように離れる。
「俺が…アキを好きだって事、分かっててやってるのか?」
カズヒロの追及にユウタは頷く。そして口を開いた。
「ずっと隠してきたけど、俺だってアキが好きだ。」
「バカ言うなよ…。」
カズヒロも友達上、ユウタの切実な想いを責める事が出来なかった。
「好きだけど…おまえがいるから…ずっと我慢してた。」
「そんな…。」
カズヒロが困るのも当然だが、もっと困るのはアキだ。
「もっと困るのは、アキなんだぞ。」
カズヒロの説得にも、ユウタは応じようとしない。
「ごめん…。俺もう、諦められない。」
そしてユウタが去りぎわに、
「負けねぇから。」
と、宣戦布告の一言。ジャージを奪うように取り、帰っていった。
立ちすくむカズヒロと、どういう状況だか分からないアキ。
するとアキが近寄ってきた。
『ユウタが私のこと好きだって言ってた。』
「困ったなあ…。」
カズヒロが頭を抱えるのも無理はない。
『私だってカズヒロが好き。カズヒロも自分の気持ちに素直になって…。』
波乱は始まった。
「おい…どういうことだよ…。」
するとアキは、ユウタを離した。ユウタもアキに任せるように離れる。
「俺が…アキを好きだって事、分かっててやってるのか?」
カズヒロの追及にユウタは頷く。そして口を開いた。
「ずっと隠してきたけど、俺だってアキが好きだ。」
「バカ言うなよ…。」
カズヒロも友達上、ユウタの切実な想いを責める事が出来なかった。
「好きだけど…おまえがいるから…ずっと我慢してた。」
「そんな…。」
カズヒロが困るのも当然だが、もっと困るのはアキだ。
「もっと困るのは、アキなんだぞ。」
カズヒロの説得にも、ユウタは応じようとしない。
「ごめん…。俺もう、諦められない。」
そしてユウタが去りぎわに、
「負けねぇから。」
と、宣戦布告の一言。ジャージを奪うように取り、帰っていった。
立ちすくむカズヒロと、どういう状況だか分からないアキ。
するとアキが近寄ってきた。
『ユウタが私のこと好きだって言ってた。』
「困ったなあ…。」
カズヒロが頭を抱えるのも無理はない。
『私だってカズヒロが好き。カズヒロも自分の気持ちに素直になって…。』
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