二人の天使と不思議な娘
途中花屋に寄ってから
お墓に行った。
「お母さん…
ごめんね、遅くなっちゃって
今日ね変な少年に会ったんだ…
背中から翼がはえてたんだよ
もぅびっくりしちゃってさ」
お母さんはアタシが中2の時に
ガンで亡くなった…
元々お父さんとは
あまり仲がよくなかったため
お父さんを説得し、
高1から一人暮らしを始めた。
そして今に至る
「なぁお前、
俺の事見えるんだよな?」
急にお墓の後ろから
少年が現れた
「わぁっ!
びっくりしたぁ…
見えるわよ!?それがなによ?」
「お願いだ。
俺をお前の家に居候させてくれ
目的を果たすまでだ、頼む」
アタシの前で手をあわせて
頭を下げている…
アタシ…断れないんだよね…
「別にいいけど…。
あんた、家事出来る??」
そう。アタシは家事が苦手、
いや、出来ないのだ…
女として失格だ。
お母さん…
こんな子にそだってごめんね。
「フッワハハハハッ!
女のくせに出来ないわけ?
笑わせんなよ。ワハハハハ」
「わ、笑うな!
仕方ないだろ。
出来ないんだから…」
は、恥ずかしい…///
こんなこと言うんじゃ無かった。
「分かった。
俺が家事をやってやるよ
だから居候させろよな?」
「はいはい
じゃあ、お母さんもう行くね
また来るから。バイバイ
そういえば、あんた名前は?」
「俺は、シュン。
よろしくな」
「アタシは、神崎音葉。
よろしくね」
そうして家に帰った
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