携帯小説!(スマートフォン版)

嘘つき

[466] アヤミ 2011-08-28投稿


昨日より今日

今日より明日と


日々 嘘が上手くなっていく


平気な顔で

明るい声のトーンで

「何もないよ、大丈夫」 って

言えるようになった


相手を 疑わすこともなく

心配させることもなく


平気な顔で。



少しの時間 席を外して

夜風に髪をなびかせて

静かに 泣くの


誰にも見られてないんだから

すぐ 泣き止んで

また 明るい声のトーンで

会話に戻るんだから


いいでしょ…?


ちょっとだけ 泣いたって


これが わたしの真実


これが わたしの本当の嘘






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