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優しい悪魔とわがままな天使1

[340] ひびりん 2011-09-04投稿
なぜか、気がつくと知らない所にいた。

「気がつきましたか?」


私の顔を覗き込むように綺麗な顔をした男の人がいた。


「あなた、誰?」
私はそう尋ねる。
男の人は微笑んで言った。


ミヤ「天使局長のミヤでございます。
ラア様。大天使マリナ様がお呼びですので、最上階の大天使の間にご案内します。」


ラア「ちょっと待って!
天使!?なにを言っているの!?
天使なんかいるわけないじゃん。」


ミヤは驚いたような顔をした。
まるで、私が天使みたいな顔をして。


ミヤ「ラア様…まさか、忘れていらっしゃるのですか?
あなた様は大天使マリナ様…神の次に偉い方の娘でございます。」


は?

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